【リペア】和装用バッグ 合皮のヨレ・表面の傷を補修♢
2021.04.08
今回は和装用のハンドバッグの表面(合皮)が引っ搔いたような傷があるためどうにかならないか…というご相談でした。
正直、合皮は劣化が進んでいる以上ほとんどが施しようがないのですが…(再接着が出来なかったり、修理途中に他の部分が劣化したりなどがあります。)
一時的でもいいので見た目をどうにかしてほしいとのことでした。
表面が加水分解を起こしてペローンと剝がれています。
う~ん…お客様が一時的で良いとはお話されていたとはいえ、修理する以上は「きれい」「できる限り長持ち」はなるべく叶えたい。
とにかくできる事をしよう!ということで本革でテープ状のをつくり、ミシンが使えない形状の為、手縫いで仕上げました!
同系色のエナメル革で縁取りをしたので馴染んでいます。
デザインを損ねることなく補修が出来ました。
バッグ修理専門店 huit 中呉服町