【リペア】 ディオール Dior パイピング・革飾り作製♢
2023.01.27
今年最初の修理紹介はディオールのミニボストン型のパイピングと蝶々をかたどったパーツ作製です。
革に見えるパーツは全て合成皮革で劣化が進んでいます。
両マチのパイピング1周2本をバッグほぼ全部の縫製を解き解体していきます。
当店は本革での修理しかしませんので修理希望箇所はすべて本革になります。
正直、革の扱いはそれなりに慣れてはいますが、今回のような蝶々の飾りを作製するのは初めてでした…
合皮よりどうしても厚みが出てしまいますがちゃんと”蝶々”になったかと思います。
もちろん事前にお客様には多少の変化などはご了承いただいたいます。
パイピングは全周交換したことでバッグ自体がピシッと背筋が伸びたような印象です。
今後もお客様に長く愛用していただけるよう修理に努めたいと思います!